クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングサービスで、現在のクラウドソーシングサービスの草分け的存在です。
ここでは、クラウドワークスの特徴や、登録の仕方、仕事の受注の仕方についてお伝えします。
なお、Webライター全般については以下記事で解説しています。

クラウドワークスはどれくらい稼げる?
クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングサービスです。2016年にはクラウドワークスで月収20万円稼いでいる人が111人という公表がありました。
クラウドワークスで「月収20万円以上」わずか111人の衝撃 やはり働き方は「正社員が一番」なのか
「本業で月収20万円」は少ないと批判する向きもあるようですが、ライター業務にしろなんにしろ、何もクラウドワークスだけでお仕事を受注する必要はなく、実際に稼いでいる人は複数の媒体を利用したり、むしろ個人で契約したりしているでしょうから、それらを含めると月収20万円以上の人は上記データ以上にたくさんいるでしょう。
僕も、お休みや仕事終わりの2~3時間程度を使っただけで、1カ月で月収30万円を達成できましたがこれは、クラウドワークス以外から受注しているお仕事を含みます。
クラウドワークスの特徴
クラウドワークスには以下のような特徴があります。
プロクラウドワーカー制度などサポート体制が充実
クラウドワークスには、一定の実績があるワーカーが認定されるプロクラウドワーカー制度などの制度が用意されています。
プロクラウドワーカー制度は、報酬額やクライアント様からの評価が一定以上の場合、クラウドワークスからプロクラウドワーカーと認定される制度のことで、認定されればお仕事を受注しやすくなります。
また、過去にはプロクラウドワーカーに認定された人にはクラウドワークスからボーナスが支給されたこともありました。

クラウドワークスのシステム手数料は20%
クラウドワークスでお仕事を受注する場合
- タスク形式のお仕事では無料
- プロジェクト形式のお仕事で、10万円以下の部分は20%
- プロジェクト形式のお仕事で、10万円超20万円以下の部分は10%
- プロジェクト形式のお仕事で、20万円超の部分は5%
のシステム利用手数料を支払う必要があります。
ライティング業務で稼いでいこうと思ったら、多くの場合プロジェクト形式のお仕事で、10万円以下の案件に取り組んで行くため、クラウドワークスの利用には20%の手数料がかかると思っておきましょう。
クラウドワークスの利用には20%の手数料がかかりますが、案件数の多さや登録ワーカーの多さ、サポート体制などからクラウドソーシングの副業でお仕事を受注するのであれば最初に登録しておくことをおすすめします。
クラウドワークスで実績を作って、他の媒体でもお仕事を受注できるようになれば収入はどんどん増えていくはずです。
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クラウドワークス3つの受注形式
クラウドワークスでお仕事を受注する方法としては、タスクとプロジェクト、コンペの3つの受注形式があります。
タスクとは
タスクは募集されているお仕事にすぐに取り掛かることのできる形式で、手軽さがウリですが、報酬は少ない傾向にあります。
ちょっと時間が空いた時に取り組んだり、新しいジャンルに取り組んだりするのがメインの使い方になるでしょう。
クライアント様の中にはタスクで良い記事を書いた人に継続で案件をご依頼くださることもあります。
コンペとは
コンペは先に作品を作成し提案した後、クライアント様が複数の提案者の中から採用するものを選ぶ形式です。
コンペは会社のロゴ制作などデザインやアイデアを出す案件で使われることが多く、記事作成で選ばれることはほぼありません。
プロジェクトとは
プロジェクトは先に条件に合意してからお仕事にとりかかる形式です。
報酬の高い案件、まとめて複数のお仕事の依頼をいただく案件はプロジェクトで取り組みます。
記事執筆に慣れてきたら、ほとんどプロジェクトでのお仕事の受注をすることになるでしょう。
3つの受注形式についてお伝えしましたが、最初はタスク形式のお仕事を複数受けると良いでしょう。
プロジェクトでの契約の際には記事サンプルを提出することが多いため、タスク形式で作成した文章を提出すると良いです。
タスクのお仕事を探してみよう
それでは、タスクのお仕事を探してみましょう。
クラウドワークスでタスクのお仕事を探す

クラウドワークスではお仕事を探すに進み、「プロ向け」「経験不問」「コンペ」「タスク」の内、「タスク」をクリックしましょう。
タスクのお仕事は、指定の仕事を完了して、承認されればすぐにお金を受け取れます。
また、指定の条件をクリアすれば、よっぽどのことがない限り承認されます。
僕は、最初データ入力のお仕事で1件10円のお仕事とかをやりましたが、例え少額でも給与以外の収入ができたことに感動した覚えがあります。
プロジェクトを受注する
プロジェクトではクライアント様と記事のテーマ、文字数、報酬、締切など条件を打ち合わせし、同意してから記事を執筆します。
プロジェクトで契約する場合、5記事や10記事などまとめてお仕事を受注することも多く、良い仕事をすれば、次の仕事を頂けるだけでなく、報酬単価アップの可能性もあります。
それでは、早速プロジェクトを受注していきましょう。クラウドワークスでは以下のように探せます。
経験不問から仕事を探す
仕事を探す→経験不問 で記事作成の仕事を探しましょう。
自分が取り組みた分野があるのであれば検索窓に「株」「インテリア」「育児」など入力すれば絞り込むことができます。
案件の内容を確認し応募画面へ
募集案件から自分が取り組めそうなものを選びましょう。
文字数や記事数、締切、報酬など条件面を確認して取り組めそうなら応募画面へ。
応募メッセージの作成
応募メッセージは自己紹介や実績・スキルなど書いて送りましょう。
過去に書いた文章を送る際はURLの掲載やデータ添付で送ります。
まだ実績がない場合はその旨伝えても良いですが、クライアント様から返信がないこともあるため、サンプルが求められている場合は用意しておいたほうが良いでしょう。
サンプルがない場合はタスクで同じジャンルの記事を作成して提出すれば、お金も貰えて、サンプルも作れて一石二鳥です。

受注したいお仕事に自分のレベルが足りていないと感じる場合でも、熱意を伝えればお仕事を受注できる場合もあります。
応募が終了したら返信を待ちます。
仮契約→入金→記事作成
応募後、クライアント様からご契約の連絡を頂けたら仮契約に進み、クライアント様からクラウドワークスにお金が入金され次第記事の作成に進みます。
契約前に「どの様な媒体に掲載するのか」や「納期」、「報酬」、「記事作成のルール」を教えていただけるので、気になることがあれば確認しておきましょう。
後で困らない様記事作成のルールをしっかり読むことはもちろんですが、納期には絶対に遅れないように作成を進めましょう。
記事作成開始後、納期に間に合わなくなりそうな時はなるべく早くクライアント様にその旨お伝えし、指示を仰ぐことが大切です。
クラウドワークスかランサーズのどちらかに絞るのがオススメ
後々のことを考えて、お仕事を受注するのはクラウドワークスかランサーズどちらかに絞ることをおすすめします。
というのも、お仕事を積み重ねていくごとにクライアントさんからの評価がつきます。
評価が積み重なるごとにお仕事の受注がしやすくなったり、クライアントさんから直接お仕事の依頼が来たりします。
クラウドワークスとランサーズで、募集されているお仕事にそう大きな違いはないので触ってみて好きな方を選ぶと良いでしょう。
最初は1記事300円〜500円の受注を目指そう
また、報酬については最初は1記事300円〜500円程度の案件の受注を目指すと良いと思います。
1記事500円の記事でも、月に20記事書けば、月収1万円です。
もちろん、もっと高い案件を受注できるのであれば挑戦してみても良いでしょう。
明治学院大学卒業。金融機関と住宅会社に勤めた後にそれらの経験を活かしたライターとして独立。2020年に合同会社7pocketsを設立しました。FP2級技能士(AFP)、宅建士